どーも店長です。
今回はDIYのご依頼。
自宅の入口の見栄えが悪いとのことで、目隠し用にピッタリ収まるピケットフェンスが欲しいということでご相談いただきました。できれば先端のカーブが優しい角度のものがいいなということでした。
ピケットフェンスを設置するとこうなります

今回のご要望は幅がぴったりで、風が強い日などは動かしたいので、固定はコンクリートで挟んで持ち上げて引き抜く形にしたいとのことでした。
そもそもピケットって何?
ピケット(Picket)は、尖った杭を意味する言葉出そうで『刺す(Piquer)』→Piquet→Picketと綴りも変化してきました。
日本では『かわいい』という印象のピケットフェンスですが、もともと『ピケット』の語源は軍隊。
監視任務につく銃兵の小グループを(Pique+et(小さい))と呼んだそうです。(Wiki参照)
確かにピケットフェンスの合間から銃口でも出せそうですね、もともと軍事用語だったとは。
1つ勉強になりました。
DIYの作業について
今回もそれほど難しいことはありません。
まずはサイズを測りながら、完成イメージをすり合わせていきます。

高さのイメージはけっこう慎重に行いました。
次に、木材などを準備していきます。
今回は『コーナンぐりーんうぉーく多摩店』にお世話になりました。
1×4材と2×4材を組み合わせて作ろうとしたところ・・・思いの外、かなり重い。
ご依頼いただいたのが80代の男性ということもあって、これはかなりの重量なのでベニヤにした方がいいかなど悩み始めました。

ただ、ビスで留めた後には持ちやすくなるのでこれらの木材をまとめて手で持った時と比べると、めちゃくちゃ軽く感じますので、重すぎるかも?という心配は杞憂に終わりました。
でもすごく心配だったため、上の画像のイメージを持ちつつ、現場でご依頼主さまの反応を見ながらフェンスに使用する板の数を決めることにして、現地で話し合いながら組んでいきました。
塗装について
色については白がいいということで、いわゆるベタ塗りの白なのか、木目がうっすら出る白なのかをうかがい、木目がうっすら出る白を塗ることにしました。屋外での使用なので、やすりをかけた後、防腐剤入りの屋外用のペンキを2度塗りして乾燥させます。

ピケットフェンスの制作費用について
さて、みなさんが気になる『お金のはなし』
DIYって誰でもできるレベルでしかやらないので、値段の決め方って難しいなと思います。
しかもこれらを現地で見積もらないといけないので、安く言い過ぎると後々後悔します。
今回は35,000円くらいでお引き受けしたと記憶していますが(3月の話です、あくまで記憶です)、なんだかんだで材料費が高騰しまくってまして汗、材料費だけで15,000円弱くらいかかってしまいました。(コンクリートブロックなども含む、時短のため塗料もけっこう良いやつにしました)
木材ってこんなに高かったでしたっけ?
というのも、ロシア・ウクライナ戦争が始まった後で、色々値上がりしていたため、ホームセンターで驚愕するという事態に見舞われました笑
勉強になりますね。
読んでくださってる方が、高いと思うか安いと思うかは分かりませんが、けっこう頑丈そうなフェンスになったため、ご依頼主さんはとっても喜んでくれました。
その後、細かい作業を何度もリピートしていただいているので、きっと気に入ってくれたことでしょう。
まとめ
今回はピケットフェンスの制作事例(DIYの外注)について記載させていただきました。
費用感などが参考になれば掲載のしがいがありますね。
このみちのプロフェッショナルである工務店さんや大工さんではないので、できることに限りがあるかもしれませんが、できそうだなと思うことは基本的に断りませんので、ぜひご依頼ください。