どーも店長です✨
皆さん、自宅のソファや車のシートの汚れってどのくらいだか知ってますか?今回は新たなサービスとしてソファ、車のシート、そしてベッドマットレスのクリーニングも始めようと思っていて、機械を導入し早速練習を始めました。
目次
サービス導入のきっかけ
猛暑が続きますね、現場で働く我々はすごく汗をかきます。
で、現場から引き上げる時は汗だくの洋服のまま車に乗ります。草刈りや引っ越しの時なんて特にです。洗車はみんなやるのに、車のシートってそういえばやったことがない。思い返すと私の車(社用車)は1月に中古で買ったものなんですが、すごくタバコ臭かったんです。
車のシートって気軽に洗えないものだろうか・・
というのがきっかけで色々調べ始めました。
調べていると世の中にはリンスクリーナー(リンサー)なる機械があって、車のシートだけでなくベッドのマットレスなども綺麗に洗えるらしい・・なるほどこれはちょっとお高いけど、キレイな車のシートで過ごしたいという私の願望も叶えてくれる。そして同じように綺麗な環境で過ごしたい人に届けたい、そう思って導入することにしました。
車のシート
車は中古で購入した2018年製のハイエース、購入時にけっこうタバコ臭かったので前の方はかなりの喫煙者、そして7万km以上乗っています。業者さんだとしたら汗とかもやばそうですよね。
作業の手順をご紹介していきます。
1、スチームクリーナーで除菌・ダニ駆除・汚れを浮かします

真夏の外でのスチームクリーナー作業はめちゃくちゃ暑いですね笑
この作業はメニュー上ではオプション(除菌・ダニ駆除)になります。また熱を加えることで汚れを浮かす作用もあります。
丁寧にゆっくり生地を傷めないスピードで行います。
2、アルカリ電解水を吹き付けます
アルカリ電解水を選ぶ理由としては、リンスクリーナー(リンサー)が『泡』に弱いそうです。またリンサーは水分を吹き付けながら吸い取る機械なので、吸い取った水が泡だらけだとすぐにいっぱいになってしまいます。
汚れの原因のほとんどが汗や皮脂汚れ(時には食べ物をこぼすかもしれませんが、取りにくいのは油分です)どれも酸性系の汚れになるため、アルカリ性の洗剤で洗う必要があります。泡立たず、アルカリ性の中でも最も度数が高いのがアルカリ電解水になります。練習用なので『激落ちくん』を使用します。(激落くんとても良かったです)

ここで一般家庭でおそうじする場合と、業者さんとの違いが出ます。
業者さんは洗剤をケチケチしません笑
いや、ケチケチしてたのは私だけでしょうか。この業界に入るまで洗剤をこんなにたくさん吹き付けたことがないというくらい、おそうじの研修では洗剤はたっぷりかけるように教わりました。
確かに、洗剤をしっかりかけることで擦る前に放っておいても落ちることがたくさんあります。洗剤ってとても考えられて作られているのだなと思った記憶があります。
なので、ここでもしっかりめに吹き付けます。
※泡立たないので罪悪感も低めです
なお、少しだけブラッシングして馴染ませます。
3、リンスクリーナー(リンサー)でバキューム洗浄します

右のかなりゴツいやつです。
一般の家庭では買っても出番は少ないかと思われます。やる手間とかもろもろ考えたら頼んじゃった方がコスパが全然いい気がします。

開始1分で出てきた汚水がこちら・・なんということでしょう涙
リンスクリーナーからは専用の薬剤を吹き付けながら水分を回収します。
何度かこの作業を行い汚れを落としていき、最後は洗浄剤を出さずに水分のみをバキュームしていきます。大体90%くらいの水分が取れますが、すこーしだけ湿った状態(座ってもそれほど気にならないくらい)になります。本来であればこの後『乾燥させる』工程が入りますが、この暑さで車なので、放置してても比較的すぐに乾きます。
ソファ
私の家のソファは使い始めて約5年。けっこうお気に入りなのでそろそろクリーニングも必要かなと思っていました。たまーにソファで寝ちゃうこともあったりで、多少なりとも汚れてるのかなと思うくらいでした。

車のシートと同じ工程で洗浄していきます。(詳細は割愛します)
ソファでちょっと気になったのが、既に生地が傷んでいるところをどの程度やるか問題。今回は私物なので傷みは気にせずしっかり目に洗浄しましたが、お客さんのものをやるときは優先順位を聞いておいた方が良さそうでした。
また、多少なりともリンスクリーナーから出る洗浄剤が床などにこぼれてしまうので、養生が必要なことがわかりました。洗浄剤を出す量をコントロールしながら行うことで溢れるのはある程度回避できるので、出し具合の調整や感覚は数をこなす必要がありそうです。

なんとソファから出た汚水がこちら。
自宅のソファがこんなに汚れているって想像できますか?少なくとも私は自宅のソファーがこんなに汚れているとは思っていませんでした。
料金の目安
車のシート洗浄(布製のみ、レザーはNG)
5人乗りクラスのサイズで16,500円(税込)
7人乗りクラスのサイズで22,000円(税込)
8人乗り以上は要見積り
なお、作業環境として電源が取れる(延長コード25m以内で対応可 / 15A確保)・水道がある・汚水を流していい場所がある・多少の音が出ても問題がない、以上の環境がある方。
こちらから向かう場合に駐車スペースがない場合は、近隣のコインパーキング代が別途かかります。
ソファ洗浄(布製品のみ)
ソファ 1人がけ 8,800円(税込)
ソファ 3人がけまで 13,200円(税込)
ソファ 4〜5人がけ 22,000円(税込)
オットマン 5,500円(税込)
※オットマンのみの洗浄は行なっていません
マットレス洗浄
シングル 片面 8,800円(税込)
セミダブル 片面 13,200円(税込)
ダブル 片面 16,500円(税込)
クイーン 片面 19,800円(税込)
キング 片面 22,000円(税込)
いずれの場合も周囲に物が散乱していたり狭すぎる場合には、別途料金を請求させていただく場合がございますので、本来の作業だけできる作業環境の提供にご協力ください。車のシートの場合は、洗浄場所に到着前の移動をお願いいたします。
素材は基本的に布製に限りますので(皮のシート等は対象外)よくわからなかったら、LINEでのお問い合わせ時に洗浄したいものを画像で送ってください。

また、モニターの方にはアンケートにお答えいただく場合がございます。
ぜひご協力ください。
まとめ
今回はソファと車のシート・マットレス等のクリーニングについての作業内容などについてお知らせさせていただきました。
皆さんの想像している以上に汚れているのがお分かりいただけたでしょうか。ご自宅の布製品の汚れが気になったらぜひお知らせください。