どーも店長です✨
今週末は台風14号が関東にも接近しそうな予報が出ていますね。みなさん台風対策はできていますか?台風対策と言っても各家庭で想定される問題はさまざまかと思います。想定されそうな台風被害について触れつつ、各自がご家庭でそれぞれどんな対策ができるのか見ていきましょう。
日野市の1/4はハザードマップの浸水想定区域です
日野市ハザードマップ をご覧になったことはありますでしょうか?
台風などの大雨が降った際に、多摩川や浅川が氾濫することが想定されています。河川の氾濫が起きた際に日野市のどのエリアに被害が想定されるのかを地図上に表したものが日野市ハザードマップになります。
1度マップをご覧いただければわかると思いますが、特に多摩川沿いは深く浸水してしまいそうなリスクが示されていることと、多摩川と浅川の合流地点付近はさらに危険が高まることが想定されています。
2019年10月12日に最接近した『台風19号』は記憶に新しく、そして東京都民にとっては近年最もインパクトがあった台風だと思います。
私は当時浅川と多摩川の合流地点のすぐ近く、日野市落川エリアに住んでいました。多摩川の定点カメラのライブ映像を見ながら車を避難させ、アパートの1階に住んでいたため職場(3階)まで避難した記憶があります。今回の台風はそこまで強いという情報ではありませんが、急に避難するように防災無線を聞いても急に動けるわけではありません。
まずは防災対策として、『ハザードマップ』で自分の住んでいるエリアの危険性を認識するところから始めていきましょう。危険区域に入っているのであれば、台風が接近した際には避難を促されることがございますので、避難準備も合わせて進めておきましょう。
ご家庭でできる台風対策
まずはご家庭でできる台風対策をやっておきましょう。『何も起きなくて良かったね』と台風が過ぎてから言えるのが1番ですから、必要に応じて対策をオススメします。
窓ガラスを守るには

米印のテープは逆効果?窓に養生テープを貼ると強度が落ちる
他のサイトでも見たことがある人がいるかもしれません。台風19号の時に『窓に米印の養生テープを貼った方がいい』という情報をテレビで放送していました。当時から知っている人も多かった情報かもしれませんが、養生テープやガムテープを窓ガラスにはると、貼らない時よりも強度が落ちるそうです。
アメリカの緊急事態管理庁がエビデンスと共に伝えているので、恐らく信用度の高い情報かと思います。時間と労力をかけて窓ガラスの強度を落としてしまっては悲しいですね。
雨戸(シャッター)を忘れずに締めておきましょう
台風対策で窓ガラスを守ってくれる存在と言ったら雨戸(シャッター)ですよね。歪んでいたりすると強度が足りなかったり、外れてしまうことがあるので、まずは雨戸が正しく取り付けられているかなどをチェックしておくといいです。
台風が近づいてきたら迷わず雨戸は閉めておきましょう。
ダンボール、プラダン、飛散防止フィルム、カーテンでガラス飛散対策
雨戸がついていない窓って実はありますよね。私の家も不思議なくらい窓が多いので、雨戸がついていない窓がたくさん存在します。住み始めてから窓ガラスを守らないと!と思うほどの台風が近づいたことがないので、まだ本格的な対策はやったことがありませんが、窓に飛来物が飛んできてガラスが割れてしまった時に困らないために、できる対策があります。

1、カーテンを閉めておく
カーテンは飛来物によるガラスの破損時に、部屋の中にガラスが入ってくるのをブロックしてくれます。割れてしまうこと自体は防げませんが、ガラスが飛散しないことについての一定の効果は期待できます。
2、ダンボールやプラダン(プラスチックダンボール)を貼っておく
雨戸の代わりにダンボールやプラダンを窓ガラスに貼って、物理的に飛来物をブロックする作戦です。こちらも一定の効果が期待できますが、暴風と硬くて尖った飛来物をブロックすることは困難であることを認識しておきましょう。ないよりはマシくらいのレベルと思って貼っておきましょう。
3、ガラス飛散防止フィルムを貼る
窓ガラスにガラス飛散防止フィルムを貼っておくことで、窓ガラスが割れた際にガラスの破片が飛散するのを防いでくれます。雨戸の次に期待値が高いのが飛散防止フィルムではないでしょうか。一人で綺麗に貼るのは難しいため、必要あればフィルム貼りの対応も行なっていますのでご連絡ください。
避難に備えた対策
ここからは避難に備えた対策についてです。
避難準備と言ったらまずは何を想像しますか?
まずは持ち物を確認しておきましょう
台風は長くても2日もあれば過ぎ去っていきます。家が倒壊してしまうほどの台風に当たってしまうのは想定から1度外させていただき、基本的に1泊くらいを避難所で過ごさなければならないレベルの避難準備品について記載しておきたいと思います。
1、貴重品をコンパクトにして準備する
貴重品と言ってもお金に通帳、カードやスマホ、車や不動産の登記簿謄本、他重要な書類、貴重品と言っても形は人それぞれだと思います。最低限持ち運びやすく必要なものを選んでおきましょう。また、置いていくものが1階にあって浸水の可能性があるのであれば2階に移しておくなど、なるべく濡れないようにできることを対策しておきましょう。
2、着替えや灯り、充電器などの身支度
秋といえど夜は急な冷え込みもありますので、通常の私生活の部屋着や外出着にプラス1枚できる程度の上着を準備しておきましょう。もちろん通常の着替えも忘れずに。また動きやすい服装や靴のチョイスに努めてください。
また、スマホやライトの充電器などは、極力満タンにしておくのがセオリーです。避難を決めた時にバッテリーが0%に程近いということがないように、充電できるものは全て充電しておきましょう。

3、断水用のお水を貯めておきましょう。
台風や災害の後などは水道のトラブル等により断水することがあります。
断水の際に1番困ってしまうトイレを流す水の確保です。お風呂の水は準備しておいて損はありません。
4、食料
必要最低限の食料はあった方がベターです。避難所等に行くことができれば次期に食料に困ることはなくなりますが、人によって食べたいタイミングや食べたいものは様々。避難の支障にならない程度に少しだけ持ち運べる食料があった方がいい人は持参しましょう。
土嚢で浸水防止対策
土嚢(「どのう」と読みます)って皆さん聞いたことありますか?
玄関などに水が侵入してこないように、土をたくさん入れた袋を浸水しないで欲しい場所に積み重ねることによって水の浸入を防止します。一見すごく地味ですが、昔ながらの戦法はそれなりの効果を発揮します。

土嚢袋はホームセンターにも売っていて、10枚で300円程度だったと記憶しています。家の玄関ドアの周りなど、水を侵入させたくないラインに沿って、土を入れて積み上げることで水の浸入を防ぎます。多摩川や浅川が氾濫した場合、もちろんレベルによりますが、土嚢による浸水防止措置でも浸水を遅らせたり防いだりすることが可能です。
最近では家に土がないご家庭も多いため、水を入れることで浸水を防ぐことができる水嚢(すいのう)を使って浸水防止対策を行う家庭も増えてきています。
台風が終わって庭がめちゃくちゃ

もちろんめちゃくちゃになっていないことを願っていますが、庭の木が倒れてしまったり、花壇が壊れてしまったり、鉢が割れてしまったり、台風の後の庭のお手入れは一苦労です。
もし自分の手に負えないなということがございましたら、ぜひお声かけください。
まとめ
いかがでしたか?今回のまとめとしては、自分の住んでいるエリアのハザードマップをまず確認しましょう。浸水危険区域に入っている場合は、早めに避難ができる対策などを事前に準備しておくことが重要です。
ご家庭でできる対策としては、まずは窓を壊されないように雨戸(シャッター)、ダンボール等での窓の養生、この時養生テープやガムテープを窓ガラスに米印の形で貼るのは窓ガラスの本来の強度を弱めてしまいますのでやめましょう。
また、避難準備に欠かせないスマホや財布などの貴重品、ライトやモバイルバッテリーなどの電気機器は充電を満タンに、動きやすい服装と防寒着に靴をしっかり選んでください。断水時でも安心の水をお風呂で溜めておくのもオススメです。
最後に、浸水危険エリアにお住まいの方で、浸水から逃れられたい場合は、水を家の中に入れさせないために、土嚢袋に土を入れて浸水防止対策を取っていきましょう。
浸水防止対策についてもう少し詳しく知りたかったり、何かやってほしいなどの要望がある場合には遠慮なくご連絡ください。
町の便利屋さんファミリー日野店(0120-655-255)
