どーも店長です✨
今回は防草シートと砂利を家の周りに回りに敷いて欲しいとのご依頼をいただきましたので、ざっくり手順などを書き残しておこうと思います。時間が取れる方で、やる気さえあれば誰でもできます。が、砂利の運搬やら持ってない道具を買ったりなどする場合は、業者さんに投げてしまった方が楽だし金額もそんなに高くないのではないかなと思いましたので、自分でやった場合と比較検討する意味でも読み進めていただければと思います。
買い出しの時間は含めないで大体5時間くらいの作業となりました。(休憩なし)
1、面積の算定
まずは大体どのくらいの面積かをチェックする必要があります。
家の外周なので物置があったり給湯器が出っぱっていたりと、面積算定の難易度を上げる要素が点在します。メジャーで細かく計って算定した結果22㎡くらい。もしかしたら計算ミスってたかもしれません。笑
少し余裕を持って25㎡分くらいの砂利の量で予算を設定。
少なすぎると買い出しに行かなければ行けないし、多すぎて大量に余っても仕方がないので+3くらいで買うことに。
2、買い出し
最近天気が不安定だったため、天気予報と睨めっこしつつできそうな日を設定。
40L×25袋はなかなかのボリュームになるので、車に積みっぱなしにはできないし当日買いに行って在庫が足りないというのも苦しいので事前にホームセンターで取置きを依頼。

作業の前日夕方に網戸×15、障子×4の納品が入ってしまっていたので、納品が終わってからのピックアップへ。天気やらスケジュール管理に思いのほか気を遣う感じになってしまいました。
3、作業開始は除草と石の撤去から
新築のお家だったため、今回大きな草は全くなく、最初に細かい草だけ除去しました。
続いてアメリカンレーキという道具を使って地面をならしていきます。
地面がなるべくフラットになるようにするのと、突起した石を取り除いていきます。思いの外大きい石が多くありましたが、アメリカンレーキは強度も強く地面をならす作業にはなかなか便利。

砂利を取り除いた後は地面の凹凸を感じながら足で踏み固めていきます。特に雨樋の下あたりなど雨で地面が少し凹んだ部分などは、地面が窪んでいたり柔らかかったりするので土の量が多いところから少し移したりして調整します。
4、防草(除草)シートの設置
今回は自宅の外周で1m幅のものがベストでした。重ねて設置しなければいけない部分も多々ありました。1m×50mの物を選び、それに対する目安としての留めピン(Uピン)の量が110個とのことでしたので100個入りを購入しましたが、恐らく22㎡くらいの外周に対して100個全て使い切りました。

というのも、ガス給湯器や複数の物置などで複雑な形になっているため、いくらか重ねて留めたり切ってサイズを合わせたりしたシートも多くありました。ピンの間隔は概ね75cmに1つを目安に設定しました。
コンクリートブロックの近くはブロックを固定するためのモルタルがあったり、配管が通ってたりする部分や、硬い石が下に埋まっている等の時は無理せずそのポイントからずらして打ち込んでみてください。
自分でやるときの気をつける点としては、汚水マスや散水栓などの周囲の高さが周りの土と同じ高さだと砂利を敷いた時に砂利に埋まってしまうので、それらの周りを掘ったりして高さを調整したり、そもそも防草(除草)シートを一気にかけるとそれらの上に乗ってしまって気がつかなかったりするので、シートをかける前に必ず確認した方がいいところかなと思います。

お客さんと相談したところ地面は掘らなくてもいいから、それらの場所にあるのがわかればいいとのことでしたので、シートをカットするだけにとどめました。
また、ブロック塀などとの隙間がいくらか生じてしまう場合があります。ご自身でやられる場合は『キワ抑えプレート』などもあるので気になる方は使ってみてください。
5、砂利敷き
今回は相談した結果、白の防犯砂利をとのことになりました。
『1㎡あたり高さ4cmで1袋を使用するのがおすすめ』と書いてありましたため25袋用意しました。早速地面の約1㎡スペースに出してみると・・『あら。なんか。隙間でるね』という感想。

というのも、比較的粒が大きめの防犯砂利だったため、黒色の防草シートの隙間が少し気になる感じでした。そんなものかと思ってしまえば受け流せるレベルではありますが、やはりちょっと気になります。
そのまま敷き詰めていくと、25袋使って概ねは敷き詰められたものの、気になる隙間をどうしても埋めたくなってしまったので追加で3袋の購入を決め、ピュッと買い出しへ。在庫してでも多めに準備して時間をかけたくない派(自宅の場合は砂利が途中で減ることもあるので多少在庫があってもいい)の人もいれば、家に余分な荷物を置きたくない、多すぎるのは困るという方もいると思うので、買い出しの際の想定数量については状況や性格が出るかなと思います。
私は在庫したくない派なので、ちょっと足りないくらいは足を動かせばいいのでOK。
という感じで最終的に28袋使用することになりました。
砂利の粒が大きくて白の場合は、記載されている分量だと物足りなく感じる場合があるので、少し多めにご用意するのがいいのかなと思います。

6、使用した道具について
今回し要した道具をご紹介します。
1、アメリカンレーキ(アメリカンじゃなくてもOK)
2、手袋
3、防草(除草)シート『5年対応のやつ』
4、カッター、ハサミ
5、Uピンと留め具
6、角スコップ(なくても大丈夫だった)
7、ハンマー
8、メジャー
9、ブロワー(なくてもいい)
忘れてるものもあるかもしれませんが、ざっとこんな感じです。
7、まとめ
今回は、便利屋さんとして行った内容を、ご自身で行う場合を手順をざっくりご紹介しました。
作業時間は除草したり地面をならしたりするところにも結構時間を費やすなど、作業環境に応じるため一概には言えませんが、やる気と道具さえあれば誰でもできる内容ではあります。
しかしながらこういった作業に慣れていなかったり、道具を全く持ち合わせていなかったり、めんどくさかったり、誰かにやってほしいと思うことも多々あると思います。そんな時は迷わずご連絡いただけましたら幸いです。