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雑誌『RUN+TRAIL』より取材を受けました | 町の便利屋さんファミリー日野店

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2023/05/26

どーも店長です✨

4月1日に初開催したトレイルランニングレース『THE FIRST TRAIL』について、雑誌RUN+TRAILより取材を受けました。詳しくは聞いていませんが、ビギナー向けの特集でも組むのでしょうか。今回はそんな取材の中で現在のトレイルランニングと言うスポーツについて、どのようなことを考えてレースを制作したかについてお応えしました。

目次

    THE FIRST TRAIL制作の経緯について

    今さらですが

    初めて読む方に一応お伝えしておくと、私店長は趣味でランニングイベントの制作を10年ほど行なっており、今回TRAIL OPEN AIR DEMOと言うメーカーが集う展示会のようなイベントの脇でのレース制作のご依頼がありましたので、制作に至ったわけです。

     

    さて、そんな経緯で始まったレース制作ですが、約2ヶ月半と言う短期間で集客しなければならない、ましてやゼロスタートでホームページを作るところからでしたので笑、通常はこんな短期間で依頼を受けることはありません。

     

    翌日に青梅高水国際トレイルランという2000人以上集まるビッグイベントを控えている同会場において、いかにコンセプトが被らずにメーカーにもお客さんにも喜んでもらえるイベントを制作するかという課題をいただきました。

    もう10年以上この「トレイルランニング」の業界の流れを見てきている人間として、なかなか新陳代謝が生まれにくいハードルがやや高いスポーツと言うイメージが定着していたので、それを変える提案ができるようなイベントが必要だと分析し、「トレラン初心者」と「トレラン卒業生」にフォーカスを当ててレース制作をすることにしました。

    「1番やさしいトレイルランニング」イベント

    コンセプト

    トレイルランニングの大会って初めて出たいと思っても、大体15kmくらいからという設定がほとんどです。初心者が15kmも走ると4時間くらいかかってしまうこともあります。初心者レベルのイベントが4時間。いきなりフルマラソン級の運動負荷を求められてしまいます。全然やさしくないので、いざ始めようと思っても二の足を踏んでしまう原因となります。

     

    また、トレランを数年前までは楽しんでたという人(私もそんな感じの1人です)が、ライフステージの変化や転職などをきっかけに走る時間が取れなくなると、いきなり15kmって長いんです。だからもっと身近にトレランに親しんでもらおうということで「1番やさしいトレイルランニング」を目指す(誇大広告防止のため笑)というコンセプトに辿り着きました。

    トレラン業界がどのように見えているか

    私見

    長く業界の動きを見ていると、この10年間はTHE NORTH FACEが商品を大量に売るためULTRA TRAIL Mt.FUJIと言う100マイル(160km)レースを開催させるのに尽力し、長く走ることは旅であり、それはまた人生のようなイメージを業界にもたらしました。

    私もそのコンセプトやドラマチックな大会の参加者であり、参加するお友達のサポーターでもあり、非常に楽しませていただきました。

     

    これらの目標に向かう方々は、目標を達成するために道具や知識などにもお金を使うある程度余裕のある人たちです。そういった人たちを囲い込み商品を提案し喜んでいただくことは、非常に優秀なマーケッターとそれらを実行する現場の方々によって成り立ちます。またその流れにメーカー各社も乗っかり、トレイルランニングと言うスポーツは一気に人口を増やしました。

    1つのスポーツがこれだけ盛り上がっていく過程を見続けられるのは貴重な体験でしたし、とても面白かったです。

     

    しかし、一方で参加したくても参加できない人をたくさん作ったスポーツでもあるのかなと想像しています。子育て世代の方や、ライフステージ的に参加したくてもできない人は多くいました。ウルトラトレイルというのは、前泊を伴い2日間くらい走り続けます。体のダメージを考えると翌日もお休みにしたほうがいい場合が多いです。つまり3〜4日の休みが取れないと参加できません。地方からの参加だとそれ以上かかる場合もあります。

     

    スポーツがある程度普及した今、全体の参加者の人数が伸びているようには感じません。コロナである程度の方が辞めたり参加できない環境になり、コロナが明けてからの参加者の伸びはありません。レースオーガナイザーのネットワークで情報を集めると、どの大会も3割ほどの集客減と言う話を耳にします。(もちろん満員御礼の大会もたくさんあります)

     

    ある意味、ブームが終焉を迎え、正常化したという状況に近いでしょう。
    そしてこれからの参加者を増やしていく時に、もっと身近に参加できる、まずは参加して体験するといったことにもう少し重きが置かれていくのではないか、完全に個人的な意見ですが私にはそんな風に見えています。もちろん距離が長いレースはドラマチックなこともたくさんあって感動的ですし、それらはそれらで素晴らしいと思っています。

    イベントと予算の深刻な問題

    切実

    来年もオファーさえあれば開催します。
    『イベントとお金』の問題は比較的深刻で、集客や協賛が弱いイベント・大会が軒並み消滅しています。特に企業が行うイベントとは違い、マラソン大会やトレラン大会など、予算の大部分を参加者収益で賄うイベントは、主催者が先行投資を行って募集をするわけです。何人集まるかわからない企画に対して予算を投入し、その結果を持って予算が決まります。

     

    もちろん自治体として「何かしなきゃ」と言う役所があれば、スポーツ振興として予算がついたりする場合もありますが、よほど理解のある窓口や担当者でない限り大きな予算を主催者に割り当ててくれることもありませんし、実行委員会組織が形成され労力と報酬がアンバランスになるケースが多くあります。

     

    そのあたりのバランスが取れなくなってきた大会や実行委員会組織が高齢化で成り立たなくなった大会が、私の知る限りでも年間十数件くらいはあります。軒並みイベントが潰れ始めています。今回のイベントのオファーも予算が出ているわけではありませんが、許認可申請を代行してくれたりその他のイベント制作のオファーのついでに制作できていたり、入賞賞品等の協賛品を別のイベント側で集めてくれているため、そこまでの大きな労力がかかっていないため続けられそうかなというイメージです。

    まとめ

    本日の

    大した話でもないのに3000字近く書いてしまいました。

    初心者でも参加しやすいレース制作についてお話ししました。と、このブログを書いている翌日は100マイル(160km)レースの音響&MCのお仕事です笑。みんな違ってみんないい。長くても短くても、喜んでくれる参加者のために今回はスタッフチームに入れていただく側で、楽しんできたいと思います。

     

    さて、今回の取材は紙面に掲載されるのでしょうか。掲載されたらまたお知らせしたいと思います。

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